対外発表(UBI61)

M2の遠藤君が情報処理学会第61回ユビキタスコンピューティングシステム研究会(UBI61)にて下記の発表を行いました.

  • 遠藤慎一,藤波香織;“緩やかなつながりをもたらすタンジブルアバタの紙工作による実現とその意義”,情報処理学会研究報告 Vol. 2019-UBI-61, No. 22, 2019.03.05.

この研究は,既に下記で発表している紙工作による逐次増加型タンジブルアバタであるPalcoシステムにおいて,実際にアバタをエンドユーザがデザインして利用する効果を検証したものです.

  • Shinichi Endo and Kaori Fujinami; “Realizing Loose Communication with Tangible Avatar to Facilitate Recipient’s Imagination”, Information, Vol. 9, No. 2, Article 32, February 1, 2018. [link]

論文採録(Sensors)

下記の論文が論文誌Sensorsに採録されました.プロジェクタ投影型ARにおいて,卓上に既にある物体と投影情報が重なった場合の主観的な視認性を推定する機械学習モデルによる手法(VisLP; Visibility-aware Label Placement, a.k.a. VGD; Visibility-aware Gradient Descent)を提案しました.

  • Keita Ichihashi and Kaori Fujinami; “Estimating Visibility of Annotations for View Management in Spatial Augmented Reality based on Machine-Learning Techniques”, Sensors 2019, 19 (4), Article No. 939. [link]

対外発表(HPB20)

2月15日に開催された電子情報通信学会ヒューマンプローブ研究会第20回研究会にて,本研究室から以下の4件の発表がされました.

  • 村越俊太郎,藤波香織;“コンテキストおよびコンテンツアウェアな情報通知先決定機構”.
  • 片山奈津季,藤波香織;“Webページ閲覧情報と会話内容を用いた興味推定手法”
  • 川戸美輝,藤波香織;“音響センシングを用いた任意平面に対するジェスチャ入力機構”.
  • 大石征裕,前原啓太,藤波香織;“ベルト型デバイスを用いた腹囲形状の推定”.

グループコミュニケーション研究コンソーシアム(GCRC)に参加します.

東京電機大学を中心に,農工大,湘南工科大,豊橋技科大など全国10大学以上の研究者が参加するグループコミュニケーション研究コンソーシアムに研究室として参加します.グループコミュニケーションの理解や支援の研究に利用可能な共通規格のデータベースを構築することを主な活動とします.

東京電機大によるプレスリリース

論文採録(PACM IMWUT)

下記の論文がACMの論文誌(IMWUT)に採録されました.UbiComp2019での発表の権利が与えられます.(2018-12-28 刊行確認により修正)

  • Kaori Fujinami, Mami Kosaka, and Bipin Indurkhya; “Painting an Apple with an Apple: A Tangible Tabletop Interface for Painting with Physical Objects”, Proceedings of the ACM on Interactive, Mobile, Wearable and Ubiquitous Technologies (IMWUT), Vol. 2, Issue 4, Article No. 162, December 2018. (link)
Painting with Daily Objects

対外発表(WellComp’18)

M2の皆川君がシンガポールで開催されたUbiComp’18の併設ワークショップWellComp’18(The First International Workshop on Computing for Well-Being)にて“Estimating Smartphone Addiction Proneness Scale through the State of Use of Terminal and Applications”と題する口頭発表を行いました.

対外発表(RTCSA/UBI研究会)

M1の前原君が8/29と8/31に函館で開かれた下記の学会/研究会で発表を行いました.

  • Keita Maehara and Kaori Fujinami; “Investigating Psychological Effects on Positional Relationships Between a Person and a Human-Following Robot”, In Proc. of the 24th IEEE International Conference on Embedded and Real-Time Computing Systems and Applications (RTCSA2018), pp. 242-243, poster session, 29th August 2018.
  • 前原啓太,藤波香織;”追従ロボットとユーザの位置関係が及ぼす心理的影響の調査”,情報処理学会ユビキタスコンピューティングシステム研究会 第58回研究発表会(UBI58),Vol. 2018-UBI-59 No. 4, 2018年8月31日.

科研費基盤Bに採択

藤波が代表を努める研究計画「日常使用に耐えうる携帯機器の所持位置推定とその応用」が日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究(B)に採択されました(2018年度〜2020年度).早稲田大学 中島達夫教授の研究グループとの共同研究です.

受賞情報(M2木下,M1穴久保)

M2の木下恵理子さんとM1の穴久保君が,大学より学生表彰規定第2条第1号により学術研究活動において特に顕著な業績を挙げ,学会または社会的に高い評価を受けたものとして表彰されました.

受賞理由

・木下:情報処理学会第78回全国大会において大会奨励賞を受賞したため.(平成29年3月16日)

・穴久保:情報処理学会シンポジウム・インタラクション2017において,インタラクティブ発表賞を受賞したため(平成29年3月4日).

対外発表(書籍執筆)

研究室代表の藤波が分担執筆した書籍「VR/AR技術の開発動向と最新応用事例」が技術情報協会より2月28日に発刊されました.

分担箇所:第9章第3節:プロジェクタによる卓上投影型ARと視認性向上”,pp. 400-411.

本研究室で長年研究してきた卓上投影型拡張現実感におけるラベル配置問題について,動機となる応用事例から,視認性を考慮したビッグデータ処理な配置の最新取り組みを解説しています.

対外発表・受賞(情報処理学会第80回全国大会)

情報処理学会第80回全国大会で下記の8件の発表を行いました.

  • 市橋啓太,藤波香織;“視認性低下要因調査に基づく卓上投影型ARの情報視認性維持の研究”.
  • 木下恵子,藤波香織;“一人称視点カメラを用いた思い出の楽しい振り返りのための体験自動記録”.
  • 穴久保拓磨,藤波香織;“形状変化デバイスを用いた垂直面インタラクション”.
  • 村越俊太郎,藤波香織;“多様な情報通知装置が混在する卓上作業空間における通知先決定手法の提案”.
  • 大月理沙,遠藤慎一,藤波香織;“卓上の連続した水平垂直面を利用する情報入出力システム”.
  • 片山奈津季,村越俊太郎,藤波香織;“グループ旅行計画への積極的な参加を促すための卓上インタフェース”.
  • 豊増聖実,佐藤公治,藤波香織;“AHPに着想を得たゼロショット行動認識手法の一検討”.
  • 前原啓太,穴久保拓磨,藤波香織;“追従ロボットとの共存に向けた位置関係に因るユーザの心理的影響調査”.

そして,大月さんと前原君の発表が学生奨励賞を受賞しました.

対外発表(インタラクション2018)

M1の穴久保君が情報処理学会インタラクション2018シンポジウムで「DeforVerface: 形状変化デバイスを用いた垂直面インタラクション」と題したデモ発表を行いました.

DeforVerfaceのプロトタイプ(3×3のセル状にリニアモーターが埋め込まれており,セル毎に独立して伸縮して様々な形状に変化します.)

知的情報空間プロジェクト最終報告会

文部科学省 特別教育研究経費の支援を受けて実施している「持続可能社会にむけた知的情報空間技術の創出」プロジェクト(通称:知的情報空間プロジェクト)の最終報告会が2/21に東京農工大学で開催されました.当研究室は,「作業空間における情報通知・提示技術」と題する取り組みを紹介しました.

対外発表情報(HPB18)

M1の皆川君が,電子情報通信学会ヒューマンプローブ研究会第18回発表会にて「情報機器への中毒性をもたらす使用特徴の検出」と題する発表を行いました.スマートフォンの中毒症状をアプリの使用パターンや時間帯,バッテリー使用状況から判定します.

国際インターンシップ受け入れ

国際インターンシップ学生として,AGH University of Science and Technology in Cracow(ポーランド)より,Ms. Joanna Roczniakさんが所属し,超音波による中空型力覚インタフェースの研究を行いました(2017.10.16-2017.12.17).