対外発表・受賞(DICOMO2024)

情報処理学会 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム(DICOMO 2024)にて下記の2件の発表を行い,倉田君がヤングリサーチャー賞を受賞しました.

  • 長瀬清之助,辻愛里,藤波香織.商品棚上方に設置したカメラによる行動計測にもとづく購買時の迷い状態の分類,マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム(DICOMO2024)講演論文集,pp. 679-689, 2024年6月27日.
  • (ヤングリサーチャー賞)倉田寛大,辻愛里,藤波香織.マルチモーダルデータを利用したプログラミング作業中の困惑状態推定,マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム(DICOMO2024)講演論文集,pp. 657-663, 2024年6月27日.

対外発表・受賞(ABC2024)

第6回行動と振る舞いの計算に関する国際会議(The 6th International Conference on Activity and Behavior Computing (ABC2024))にて以下の発表を行い,Best paper awardを受賞しました.

Tensei Muragi, Airi Tsuji, and Kaori Fujinami. A System for Assembly-Work-Confusion Recognition based on Gaze and Head Positional Information, Kitakyushu, Japan, May 30 2024. (link)

対外発表・受賞(第86回情報処理学会全国大会)

情報処理学会第86回全国大会(神奈川大にて開催)にて以下の9件の発表を行い,村儀君,菊地君,佐々木君(M2),長瀬君(B4)が学生奨励賞を受賞しました(★印).2010年に初めて受賞者が出てから41件(34人)目です.また,2012年度から12年連続受賞です.村儀君は3年連続,菊地君は2年連続の受賞です.

  • 志田原萌美,早川侑花,辻愛里,藤波香織.床拭き掃除中の道具と身体動作計測によるメンタルワークロード推定,情報処理学会第86回全国大会,2024年3月17日.
  • ★長瀬清之助,村儀天星,辻愛里,藤波香織.購買時の頭部動作および歩行軌跡計測にもとづく迷い状態の分類,情報処理学会第86回全国大会,2024年3月17日.
  • ★菊地怜,辻愛里,藤波香織.顔アイコンを用いた偽の聴衆反応提示によるオンライン講演者の快適度向上支援,情報処理学会第86回全国大会,2024年3月16日.
  • 都築あい,百合草優伽,辻愛里,藤波香織.植物の育成および他者とのインタラクションを用いたスマートフォンの使い過ぎ抑制支援,情報処理学会第86回全国大会,2024年3月16日.
  • ★村儀天星,辻愛里,藤波香織.手と視線の遷移を活用した組立作業中の迷いの有無と種別判定システム,情報処理学会第86回全国大会,2024年3月16日.
  • 田畑実由太,倉田寛大,辻愛里,藤波香織.複合現実空間における行動支援のための日常物エージェントとの愛情醸成,情報処理学会第86回全国大会,2024年3月15日.
  • 矢野明日香,山中瑞稀,辻愛里,藤波香織.VR体験中のコンテキストとユーザの反応を考慮した実世界アウェアネス支援,情報処理学会第86回全国大会,2024年3月15日.
  • ★佐々木耕平,辻愛里,藤波香織.複合現実空間における能動的触知覚を導入した記憶の宮殿型暗記支援システム,情報処理学会第86回全国大会,2024年3月15日.
  • 倉田寛大,辻愛里,藤波香織.マルチモーダルデータによるプログラミング作業時の困惑状態推定,情報処理学会第86回全国大会,2024年3月15日.

対外発表・受賞(GCCE2023)

博士1年の胡さんと修士1年の山中さんが,奈良市で開催されたIEEE Global Conference on Consumer Electronics (GCCE2023)で以下の研究成果の発表を行いました.このうち胡さんの研究がExcellent student paper award (Silver prize)を受賞しました(学会HP大学HP).

  • Yiduan Hu, Airi Tsuji, and Kaori Fujinami, “Anthropomorphism for Improving User Tolerance to System Errors in Environmental Behavior Change,” In Proceedings of the 2023 IEEE 12th Global Conference on Consumer Electronics (GCCE 2023), pp. 60-64, 10 October, 2023.
  • Mizuki Yamanaka, Airi Tsuji, and Kaori Fujinami, “Gaze-Guiding Agents That Support Parts Search While Watching Instructional Videos for Assembly Tasks,” In Proceedings of the 2023 IEEE 12th Global Conference on Consumer Electronics (GCCE 2023), pp. 65-69, 10 October, 2023.

対外発表・受賞(HCII2023)

OB穴久保拓磨君の研究を以下の国際会議で発表し,最優秀論文賞を受賞しました(こちら).

Takuma Anakubo and Kaori Fujinami, “DeforVerFace: Modular Linear-Deformable Vertical Surface”, In Proc. 11th International Conference on Distributed, Ambient and Pervasive Interactions (DAPI2023), an affiliated conference with HCI International 2023 conference, 24 July 2023. [link].

DeforVerFaceの1ユニットの構成:4つの独立制御可能なリニアアクチュエータ(タッチ検出可能)を持ちと物体の接近が検出可能.このユニットをタイル状に並べることで変形する壁面を実現可能.
3つのインタラクションタイプ(a: 形状変化による直接情報表示,b: 形状変化が引き起こす物体の変化による間接情報表示,c: 変形による行動誘発)をDeforVerFaceとプロジェクションインタフェースで比較.

対外発表・受賞(UBI78)

M2の村儀君が情報処理学会ユビキタスコンピューティングシステム研究会第78回研究会にて次の発表を行いました.(2023-07-07追記:学生奨励賞を受賞しました)

  • 村儀天星,渡邊昭信,辻愛里,藤波香織.手と視線の連動性の活用と分類の階層化による組立作業中の迷いの検出と分類,情報処理学会ユビキタスコンピューティングシステム研究会 第78回研究発表会,情報処理学会研究報告 Vol. 2023-UBI-78 No. 3,pp. 1-8,2023年5月24日.
実験環境
視線遷移と手の位置の遷移が同時に起こる様子を表したヒストグラム

2022年9月のUBI75研究会で発表した研究は視線遷移だけでしたが,今回は手の動きも組み合わせて,組立作業中の迷いの状態を推定することを試みました.AOI(関心領域)に視線と手が同時に入る度合い(共起度合い)をヒストグラムに表し,ここから特徴量を算出して機械学習により分類器を構築しています.視線遷移だけの場合に0.700であったF値は,手の遷移を組み合わせることで0.735まで向上すること,タスクの違いをほとんど受けないことを確認しました.

対外発表・受賞(第85回情報処理学会全国大会)

情報処理学会第85回全国大会(電通大にて開催)にて以下の12件の発表を行い,小林さん(M2),菊地君,田中さん,村儀君(M1),倉田君,山中さん(B4)が学生奨励賞を受賞しました(★印).2010年に初めて受賞者が出てから37件(32人)目です.また,2012年度から11年連続受賞です.

  • 胡伊端,辻愛里,藤波香織,行動変容向け情報提示システムの誤動作に対する寛容性獲得のための擬人化-プラスチックごみの削減行動を例に,HAIシンポジウム2023,2023.3.3.
  • 佐々木耕平,辻愛里,藤波香織,複合現実感技術を用いた記憶の宮殿型暗記支援における触覚の効果検証,情報処理学会第85回全国大会,6ZE-01, 2023.3.4.
  • ★菊地怜,辻愛里,藤波香織,大規模オンライン発表における講演者の快適性向上のための聴衆反応の提示手法,情報処理学会第85回全国大会,5ZB-09, 2023.3.3.
  • 寺田憲司,藤波香織,マルチモーダル環境観測が可能な小型農業ローバーによる病害予測,情報処理学会第85回全国大会,5D-03, 2023.3.3.
  • ★田中咲希,辻愛里,藤波香織,テキスト黙読時の視線解析による集中・非集中状態識別モデルの個人化のための基礎調査,情報処理学会第85回全国大会,5ZE-06, 2023.3.3.
  • 早川侑花,田中咲希,辻愛里,藤波香織,山本淳一,回転変換マウス使用課題中の予期的注視の度合いを用いた自己効力感の推定,情報処理学会第85回全国大会,5ZE-05, 2023.3.3.
  • ★倉田寛大,佐々木耕平,辻愛里,藤波香織,uh-huh duck: 人形との相互作用によるプログラミング時の問題解決支援,情報処理学会第85回全国大会,4ZJ-01, 2023.3.3.
  • 百合草優伽,菊地怜,辻愛里,藤波香織,回想を促す実世界投影型エージェント実現のための親近感醸成,情報処理学会第85回全国大会,1ZE-07, 2023.3.2.
  • ★山中瑞稀,村儀天星,辻愛里,藤波香織,教示動画視聴時の視線誘導エージェントによる部品探索支援,情報処理学会第85回全国大会,1ZE-06, 2023.3.2.
  • 胡伊端,辻愛里,藤波香織,行動変容向けシステムの誤作動に対する寛容性醸成のための擬人化,情報処理学会第85回全国大会,2ZB-06, 2023.3.3.
  • ★村儀天星,渡邊昭信,辻愛里,藤波香織,組立作業中の迷いの有無と種別検出のための手と視線の連動性の活用,情報処理学会第85回全国大会,2ZB-05, 2023.3.2.
  • 廣川赳丸,市原禄朗,辻愛里,藤波香織,Eyebient Display: 視線誘導による日常物のアンビエントディスプレイ化機構,情報処理学会第85回全国大会,2ZB-04, 2023.3.2.
  • ★小林美月,辻愛里,藤波香織,コンテクストアウェアな運動推薦のための利用者主導型推薦ルール作成手法,情報処理学会第85回全国大会,2ZB-03, 2023.3.3.

対外発表・受賞(AMBIENT 2022)

2022年3月博士前期課程修了生の国方詩織さんの研究を下記の学会で発表しました.

Shiori Kunikata and Kaori Fujinami, “Customizability in Preventing Loss of Interest in Ambient Displays for Behavior Change”, In the 12th International Conference on Ambient Computing, Applications, Services and Technologies (AMBIENT 2022), 13 November 2022.

(追記:2022−12−15)Best paper awardを受賞しました(賞状).

対外発表・受賞(FIT2022)

社会人博士課程の渡邊君の皮膚電気活動を用いた組立作業中の迷い検出に関する研究,M2の小林さんの「ながら運動の推薦機構」に関する研究,M1市原君のヒナの摂食誘導システムに関する研究,M1の田中さんの読書中の視線解析による集中度推定の研究,計4件をFIT2022にて発表しました.なお,田中さんの研究はFIT奨励賞を受賞しました(2022−10−12更新).

  • 渡邊昭信,村儀天星,辻愛里,藤波香織;“皮膚電気活動計測による組立作業時の迷いの認識”,第21回情報科学技術フォーラム(FIT2022),2022年9月15日.
  • 小林美月,辻愛里,藤波香織;“利用者のコンテキストに応じた運動促進システム”,第21回情報科学技術フォーラム(FIT2022),2022年9月15日.
  • 市原禄朗,新村毅,藤波香織;“親鳥ロボットと物体検出を用いたヒナの摂食誘導システム”,第21回情報科学技術フォーラム(FIT2022),2022年9月15日.
  • (FIT奨励賞)田中咲希,辻愛里,藤波香織;“テキスト黙読時における視線情報を用いた集中状態・非集中状態の識別に関する調査”,第21回情報科学技術フォーラム(FIT2022),2022年9月14日.

対外発表・受賞(UBI75)

M1の村儀君が情報処理学会ユビキタスコンピューティングシステム研究会第75回発表会にて次の発表を行いました.また,優秀論文賞を受賞しました.

  • 村儀天星,渡邊昭信,辻愛里,藤波香織;“組み立て作業における視線遷移の特徴に着目した「迷い」の検出と分類法”,情報処理学会ユビキタスコンピューティングシステム研究会 第75回研究発表会(UBI75),情報処理学会研究報告 Vol.2022-UBI-75 No.30,2022年9月6日.

受賞(第84回情報処理学会全国大会優秀賞)

3月に開催された情報処理学会全国大会での以下の発表が大会優秀賞を受賞しました.大会優秀賞は一般・学生を含めた1556件の中から投票を経て上位10件が選ばれます.なお,宅野君の研究は昨年に続いて2年連続の受賞です.

宅野亮,佐藤逸史,新村毅,藤波香織;“鶏の行動学的分析を支援するための行動推定と行動パターンの可視化”,情報処理学会第84回全国大会,6Y-02,2022年3月5日(発表),2022年6月7日(受賞決定)(pdf).

対外発表・受賞(IoT行動変容学研究グループシンポジウム)

情報処理学会IoT行動変容学研究グループ キックオフシンポジウムにて以下の2件の発表を行い,国方さんの研究(代理発表:藤波)が研究奨励賞を受賞しました.

  • 国方詩織,辻愛里,藤波香織;“行動変容向けアンビエントディスプレイの表示カスタマイズによる興味喪失防止”, 情報処理学会 IoT行動変容学研究グループ キックオフシンポジウム論文集,pp. 14−17, 2022年4月16日.
  • 小林美月,辻愛里,藤波香織;“作業コンテキストに応じた「ながら運動」推薦機構”,情報処理学会 IoT行動変容学研究グループ キックオフシンポジウム論文集,pp. 32−35, 2022年4月16日.

対外発表・受賞(第84回情報処理学会全国大会)

情報処理学会第84回全国大会(CoVID-19によりオンラインでの開催)にて以下の9件の発表を行い,青木君,国方さん,宅野君(M2),村儀君(B4)が学生奨励賞を受賞しました(★印).青木君,国方さん,宅野君は2年連続です.2010年に初めて受賞者が出てから31件(27人)目です.また,2013年から10年連続受賞です.

  • 佐々木耕平,青木達志,辻愛里,藤波香織;“複合現実感技術を用いた「記憶の宮殿」型暗記技術習得支援”,情報処理学会第84回全国大会,6Y-09,2022年3月5日.
  • 田中咲希,辻愛里,藤波香織;“テキスト黙読時の非集中状態検出のための視線行動解析”,情報処理学会第84回全国大会,6ZD-08,2022年3月5日.
  • 小林美月,辻愛里,藤波香織;“「ながら運動」促進のための運動種目推薦機構の検討”,6Y-07,情報処理学会第84回全国大会,6Y-07,2022年3月5日.
  • 市原禄朗,宅野亮,新村毅,辻愛里,藤波香織;“ヒナの摂食誘導システムにおける個体検出精度向上のための訓練データ拡張”,情報処理学会第84回全国大会,6Y-06,2022年3月5日.
  • 宅野亮,佐藤逸史,新村毅,藤波香織;“鶏の行動学的分析を支援するための行動推定と行動パターンの可視化”,情報処理学会第84回全国大会,6Y-02,2022年3月5日.
  • 国方詩織,辻愛里,藤波香織;“行動変容向けアンビエントディスプレイに対する興味の維持を目的としたシステム”,情報処理学会第84回全国大会,5Y-09,2022年3月4日.
  • 菊地怜,小林美月,辻愛里,藤波香織;“オンライン講演者の快適性向上のための視聴者の心的状態推定と伝達”,情報処理学会第84回全国大会,5Y-08,2022年3月4日.
  • 村儀天星,渡邊昭信,国方詩織,辻愛里,藤波香織;“組み立て作業における手と視線の移動に着目した「迷い」の検出と分類”,情報処理学会第84回全国大会,2Y-06,2022年3月3日.
  • 青木達志,辻愛里,藤波香織;“頭部装着型ディスプレイを用いたソフトウェア構造の理解を支援するシステム”,情報処理学会第84回全国大会,2ZF-06,2022年3月3日.

対外発表・受賞(第83回情報処理学会全国大会)

情報処理学会第83回全国大会(CoVID-19によりオンラインでの開催)にて以下の9件の発表を行い,高橋さん(M2),青木君,国方さん,宅野君(以上M1),千葉君(B4)が学生奨励賞を受賞しました(★印).2010年に初めて受賞者が出てから27件(26人)目です.

  • 高橋リサ,藤波香織;“イラストレーションメイキング動画における注目箇所の探索効率化”,情報処理学会第83回全国大会,7K-01,2021年3月20日.
  • 小林美月,宅野亮,藤波香織;“デスクワークを対象としたながら運動促進システム”,情報処理学会第83回全国大会,5W-05,2021年3月19日.
  • 大石征裕,辻愛里,藤波香織;“ベルト型デバイスを用いた腹囲形状計測システムのセンサ位置の検討”,情報処理学会第83回全国大会,5W-04,2021年3月19日.
  • 千葉祐二,柴山咲希,辻愛里,藤波香織;“装着型プロジェクタを用いた移動中の床上投影の高度安定化”,情報処理学会第83回全国大会,4W-05,2021年3月19日.
  • 柴山咲希,藤波香織;“プロジェクタを用いた卓上作業支援における投影遮蔽を考慮した情報提示手法”,情報処理学会第83回全国大会,2ZB-04,2021年3月18日.
  • ★青木達志,辻愛里,藤波香織;“VRソフトウェア可視化システムにおける複雑構造探索に効果的なインタラクション手法”,情報処理学会第83回全国大会,2ZB-09,2021年3月18日.
  • ★国方詩織,辻愛里,藤波香織;“アンビエントディスプレイの長期利用における行動改善効果維持のための情報提示手法”,情報処理学会第83回全国大会,1W-02,2021年3月18日.
  • 半谷千尋,辻愛里,藤波香織;“投影型公共ディスプレイにおける誘目性の高い情報提示方法”,情報処理学会第83回全国大会,1W-01,2021年3月18日.
  • ★宅野亮,佐藤逸史,新村毅,藤波香織;“鶏の快適性向上に向けた動物行動学的分析を支援するための 装着型センサによる行動推定”,情報処理学会第83回全国大会,2W-03,2021年3月18日.

対外発表・受賞(FIT2020)

M2の柴山さんが下記の論文を第19回情報科学技術フォーラム(FIT2020)で発表し,FIT奨励賞を受賞しました.

  1. 柴山咲希,藤波香織; “プロジェクタを用いた図形トレース支援におけるハンドオクルージョンの対処法”,第19回情報科学技術フォーラム(FIT2020),発表M-003,第4分冊 p.81-86, 2020年9月1日.
実験環境
支援方法

この研究ではプロジェクタを通じてトレース作業を支援する際に手により投影情報が隠れてしまうというハンドオクルージョン問題への対処(ハンドオクルージョン管理)を目的としています.実際の作業場所からやや離れた場所への見本投影や,トレースからのズレや変点の音による通知や,そのハイブリッド型などを提案し,ユーザ評価によりそれらを比較評価しました.

その結果,複雑な図形では提案した管理方法を用いたいずれの場合においても作業時間が延びることが判明しました.単純な図形は一部の図形においてハイブリッド方式のみ作業時間が延びることが確認されました.また,記憶で補完できない図形は提案した管理方法を用いたいずれの場合においてもトレース精度が向上することが判明しました.両実験ともに視覚と聴覚を組み合わせたハイブリッド方式がユーザに多く好まれることが確認されました.単純な図形やなじみのある図形ではユーザは視覚支援をあまり利用せずに作業し,なじみがない図形の場合は視覚支援を利用することが判明しました.

対外発表・受賞(第82回情報処理学会全国大会)

情報処理学会第82回全国大会(CoVID-19によりオンラインでの開催)にて以下の5件の発表を行い,川戸君が学生奨励賞を受賞しました.2010年に初めて受賞者が出てから22件(21人)目です.

  • 半谷千尋,藤波香織;“公共空間における誘目性が高い情報投影機構”,第82回情報処理学会全国大会,4ZB06,2020年3月6日.
  • 高橋リサ,川戸美輝,藤波香織;“フレーム間差分に着目したイラストレーションメイキング動画のキーフレーム要約”,第82回情報処理学会全国大会,5ZC01,2020年3月6日.
  • 高橋リサ,藤波香織;“イラストレーションメイキング動画における注目箇所の効率的な探索システム”,第82回情報処理学会全国大会,5ZC02,2020年3月6日.
  • 豊増聖実,藤波香織;“要素行動の含有度合いを用いたゼロショット行動認識手法に関する研究”,第82回情報処理学会全国大会,6R08,2020年3月7日.
  • 学生奨励賞:川戸美輝,藤波香織;“音響センシングを用いた任意平面に対するジェスチャ入力”,第82回情報処理学会全国大会,6ZB08,2020年3月7日.

対外発表&受賞(PICom)

福岡(博多)で8月5〜8で開かれた2019 IEEE International Conference on Dependable, Automatic and Secure Computing (DASC), Pervasive Intelligence and Computing (PICom), Cloud and Big Data Computing (CBDCom), and Cyber Science and Technology Congress (CyberSciTech)において以下の2件のポスター発表を行いました.

  • Mitsuaki Saito and Kaori Fujinami; “Extensible On-Body Smartphone Localization: A Project Overview and Preliminary Experiment”.
  • Kaori Fujinami, Trang Thuy Vu, and Koji Sato; “A Framework for Human-centric Personalization of Context Recognition Models on Mobile Devices”.

また,藤波がBest Poster Awardを受賞しました.