M1の早川侑花さんが以下のタイトルで,電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーショングループシンポジウム(HCGシンポジウム2023)で発表しました.
早川侑花,田中咲希,辻愛里,山本淳一,藤波香織.自己効力感の予測に向けた予期的注視を表す視線特徴と機械学習モデルの検討〜回転変換マウス使用中のデータから ~,HCGシンポジウム2023,2023年12月12日.
Daily Life Computing Laboratory@Tokyo University of Agriculture and Technology
M1の早川侑花さんが以下のタイトルで,電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーショングループシンポジウム(HCGシンポジウム2023)で発表しました.
早川侑花,田中咲希,辻愛里,山本淳一,藤波香織.自己効力感の予測に向けた予期的注視を表す視線特徴と機械学習モデルの検討〜回転変換マウス使用中のデータから ~,HCGシンポジウム2023,2023年12月12日.
辻助教が代表を務める研究課題(“実空間課題における予期的注視を用いた自己効力感の定量的計測にむけた巧緻性計測デバイスの開発”)が(公財)カシオ科学振興財団の第41回(令和5年度)研究助成に採択されました(財団HP).「自信のほど」を表す自己効力感を客観的に評価するために,予期的中止と呼ばれる視線特性に着目してこれまでPCのスクリーン内で基礎的検証を行なってきたものを,実空間での作業に拡張するための実験装置を開発します.
(公財)大川情報通信基金 2023年度研究助成に藤波が代表をつとめる“異種センサ統合と能動学習による組立作業時の高精度な迷い推定”の研究課題が採択されました.視線と手の動きを連動して作業中の迷いを検出します.さらに,機械学習手法の一つである能動学習を取り入れ,逐次的に精度を向上する手法を開発します.
修士2年の田中さんが視線活動による人間の集中状態識別の研究に関して以下の発表を行いました.
Saki Tanaka, Airi Tsuji, and Kaori Fujinami, “Eye-Tracking for Estimation of Concentrating on Reading Texts”, In Proc. of the 5th International Conference on Activity and Behavior Computing (ABC2023), 8 September 2023.
M1の早川さんが視線追跡とその応用に関する国際会議でポスター発表を行いました.
Yuka Hayakawa, Saki Tanaka, Airi Tsuji, Kaori Fujinami, and Junichi Yamamoto, “A Preliminary Investigation on Eye Gaze-based Estimation of Self-efficacy during a Dexterity Task”, accepted as a poster/technical abstract in the 2023 ACM Symposium on Eye Tracking Research & Applications (ETRA’23), Article No. 32, pp. 1-2, 1 June 2023. [link]
2種類のマウスを用いてスリットの右側から左側の赤井縁取りの○に向けて小さな赤い●を移動するタスクを実行したときの,視線の変化(大きな円の色が濃いほど新しい固視を表します)が上の図です.aは使い慣れたマウスなのでマウスに固視が先行しますが,bは意図的に移動方向と135度異なる方向に移動する特殊なマウスで使い慣れていないため,マウスカーソル周辺をじっと見ていることが分かります.手(マウスカーソル)の動きに視線が先行する現象を「予期的注視」と呼び,自己効力感の程を笑わすと考えられます.つまり,自信があると目は手元ではなく移動の先を見るということです.本研究ではこの予期的注視の定量化手法を考案することを目指しています.それにより,リハビリや組立などの手先の器用さを要求する作業を実施する人に対する適切なサポートを与えることが可能になると考えています.
M1の田中さんが視線計測に関する国際会議でポスター発表を行いました.
Saki Tanaka, Airi Tsuji, and Kaori Fujinami, “Poster: A Preliminary Investigation on Eye Gaze-based Concentration Recognition during Silent Reading of Text”, In Proc. of the 2022 ACM Symposium on Eye Tracking Research & Applications (ETRA’22), June 10, 2022. (publisher link)
紹介ビデオは【こちら】からご覧になれます(英語:約1分).