M2の村儀君が情報処理学会ユビキタスコンピューティングシステム研究会第78回研究会にて次の発表を行いました.(2023-07-07追記:学生奨励賞を受賞しました)
- 村儀天星,渡邊昭信,辻愛里,藤波香織.手と視線の連動性の活用と分類の階層化による組立作業中の迷いの検出と分類,情報処理学会ユビキタスコンピューティングシステム研究会 第78回研究発表会,情報処理学会研究報告 Vol. 2023-UBI-78 No. 3,pp. 1-8,2023年5月24日.
2022年9月のUBI75研究会で発表した研究は視線遷移だけでしたが,今回は手の動きも組み合わせて,組立作業中の迷いの状態を推定することを試みました.AOI(関心領域)に視線と手が同時に入る度合い(共起度合い)をヒストグラムに表し,ここから特徴量を算出して機械学習により分類器を構築しています.視線遷移だけの場合に0.700であったF値は,手の遷移を組み合わせることで0.735まで向上すること,タスクの違いをほとんど受けないことを確認しました.